急なアクシデントの対応
こんにちは、骨盤キュア整骨院の松本裕希です。
前回の3連休も子供達のソフトボールがあり、自分は休みを取って参加をしてきました。
3日間とも試合があり、計7試合もありました。
子供達は元気でしたが、大人の方が疲れているような感じでした。
その試合中にアクシデントが発生しました。
相手の子の打球がピッチャーの胸のあたりに直撃しました。
ピッチャーはうずくまって立ち上がれない状態です。
意識はあるので、気を失っていることは無さそうです。
念のために交代して病院で検査をすることになりました。
検査結果は打撲で、数時間後には戻ってきました。
ピッチャーに打球があたってしまうことはよくありますが、それが胸にあたってしまうケースは気をつけなければいけません。
今回は大事には至らなかったのですが、野球の試合でピッチャーの胸にあたって気を失ってしまうケースがあったそうです。
心臓震盪(しんぞうしんとう)と言って、心臓が止まってしまう状態です。
脳震盪(のうしんとう)はくらくらしたり、めまいがしますが、心臓震盪は心臓が停止する危険な状態です。
ボールが胸にあたること以外にも、ラグビーやサッカーなどで相手とぶつかって、相手の肩や膝が胸にあたって発生することもあります。
子供に発生しやすく、その理由として心臓を覆っている胸の骨が柔らかくて、衝撃が心臓に伝わりやすいからです。
比較的弱い衝撃で発生しやすいのも特徴です。
発生すると、心臓マッサージとAED(自動体外式除細動器)が重要になってきます。
AEDというのは、心臓に電気ショックを与える器械で、器械が自動的に行ってくれます。
自動車の教習所で行った経験があると思います。
救急車を呼んで、救急隊の方が来られるまでは、この2つを実施しないといけません。
できるだけ早く心臓を正常な状態にしないといけません。
これが少しでも遅れてしまうと危険です。
心臓震盪では無いのですが、少し前に芸能人がマラソン中に心臓が停止したが、AEDを使って蘇生させて助かったというニュースがありました。
ソフトボールをしていると、突き指や捻挫などが多いのですが、こういった珍しいことが起こる可能性もあります。
状況を見て、冷静に正しい判断ができるかどうかが大切です。
相撲の巡業中にマイクで話していた市長が突然倒れてしまい、女性の看護師の方が駆けつけて処置をしていたことがありました。
(女性が土俵に上がってはいけないというニュースが同時に流れていましたが・・・)
スポーツで起こるアクシデントの知識や対応も勉強しておかなくてはいけないと思った一日でした。