「梅雨の時期は特に調子が悪いです・・・。」
こんにちは。骨盤キュア整骨院の蘆田慎吾です。
梅雨に入って2週間が経ちましたね。天気が悪い日が本当に多いですね。
梅雨と言えば、湿度が高くてジメジメして、洗濯物も乾きにくくて嫌な季節ですよね。
気分的にも天気が悪いと沈みがちです。
気温も上がり始め、湿度が高い為、この時期から熱中症のリスクも上がっていきます。
自己管理が非常に大切になります。また、熱中症に関しては今度記事にあげようと思います。
過ごしにくさもそうですが、この時期は体の色々な場所に痛みや不調が現われやすい時期になります。
当院に来られる患者さんも、雨の降る前の日や、降っている時、降り終わった時に体に痛みや不調が出やすいと言われます。
「私の痛みや不調って天気(気圧)と関係してるんですか?梅雨の時期は特に調子が悪いです・・・。」という質問をよく受けます。
よく言われる体の不調や痛みとしては、、
頭痛・めまい(メニエール病など)・足のむくみ・以前傷めた箇所(古傷)の痛み・膝の痛み・交通事故後の首や腰の痛みなどなどです。
体の不調や痛みは、気圧と深い関係があります。
特に気圧が下がっている状態=低気圧になると不調が現われやすいです。
気圧とは体や他の物体を取り巻く空気の圧力の事を言います。
気圧により、常に体全体に圧がかかっている状態です。
例えば、気圧が下がると天気が悪くなり、雨が降ります。
低気圧の状態になると、体にかかる圧も低くなります。
圧が下がると、どういったことが起こるでしょうか??
例えば、スナック菓子を飛行機内に持って入ったと想像してみて下さい。
飛行機が飛び立ち高度が上がるにつれて気圧は下がっていきます。
そうすると、袋にかかっている圧力が少なくなり、袋が膨らみます。
外から押さえつける力が弱まるので、空気自体が膨らむ現象が起こります。
体にも同じような影響が出ます。
気圧が下がることにより、筋肉や筋膜・体液への圧が下がり、体は膨張しやすくなります。
特に、耳(リンパがあります)・脳(脳脊髄液という液体に浮かんでいます)・足(血流の関係)に影響が出やすいです。
耳であれば、めまいが起こりやすくなり、脳であれば頭痛が、足であればむくみが出やすくなります。
また、気圧の変動により自律神経が不安定になり(主に副交感神経優位)、気持ちの落ち込みが起こったり、痛みに対して敏感にもなってしまいます。
少しでもこれらの症状を改善するには、血液やリンパを含む循環を良くする事です。
入浴や適度な運動が循環改善や、自律神経の安定に働きます。
また、体に圧をかけることも対処法の一つです。
足であれば着圧のストッキングを履いたり、サポーターの利用が効果的です。
今回は梅雨の時期に起こる体の痛み・不調について書きました。
対処法も参考にして頂き、嫌な梅雨を乗り越えましょう!!