痛みを安易に考えないようにする
こんにちは、骨盤キュア整骨院の松本裕希です。
前回のブログで、患者さんからお伺いする話しの中で、共通することがあるということを書かせていただきました。
それがもう一つあります。
今まで、ぎっくり腰や寝違えなど、症状が強い状態になったことがあるが、病院に行ったり治療をしたことが無いということです。
痛くなっても自然に治るまで待っていたということがよくあるそうです。
その間の仕事も湿布などでごまかしながらだったそうです。
確かに、痛みが強くても我慢できる範囲なら、そのままでも大丈夫かもしれません。
中には自然に治っていくものもあると思います。
ただ、我慢しながらになると、体は痛みが出にくい姿勢を取りながらという状態に勝手になってしまいます。
例えば、腰が痛くて体を後ろに倒せない(腰を後ろに反らせない)となると、後ろに倒さない姿勢で仕事をしたり、その姿勢で普段の生活をしようとします。
そうなると、普段の生活なら大丈夫かもしれませんが、仕事となると簡単にはいかないと思います。
常にかばいながらになるので、必ず腰以外の場所に負担がかかってしまうので、そこに痛みが出てきてしまう可能性があります。
一番良くないのが、かばっている姿勢が当たり前になってしまうことです。
かばっている姿勢が良い姿勢とは限りません。
むしろ悪い姿勢がほとんどです。
悪い姿勢が体に染みついてしまうと、その悪い姿勢から、また他の場所に負担がかかるという悪循環に陥ってしまいます。
重要なのが、かばっている姿勢(悪い姿勢)の時間を短くすることです。
その為には痛みを取る治療を行わなければいけません。
痛みを取って、早く元通りの姿勢に戻さないといけないです。
そうすることによって、悪い姿勢が定着しにくくなります。
当院では姿勢の矯正を主に行っておりますが、患者さんのお悩みに合わせて痛みを取る治療も行います。
お話しを伺って、今はどういった治療が最適かを判断し、それをお伝えしていきます。
今の痛みを我慢していたり、仕事があって忙しい、そのままにしておけば何とかなるかなど、安易に考えていると、その時は時間が解決してくれても、後々また痛みが出てしまったり、痛むことが癖になってしまいます。
今まではそういう考えだった方は、もしこれから痛みが強くなってしまったら、すぐに治療をするようにしてください。
それが今の痛みを治すことになりますし、今後の痛みの予防にもなりますので、ご自身の体を大切に。